2008年1月12日土曜日

精神科治療患者の自殺

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010900093&genre=C4&area=O10 京都新聞 '08/1/9

長男「強いうつ状態だった」転落死で西村議員がコメント  

西村真悟衆院議員(無所属)は9日午後、長男の林太郎さん(26)が東京都港区の衆院赤坂議員宿舎から転落死したことについて自筆のコメントを発表、林太郎さんが医師に強いうつ状態と診断されていたことを明らかにした。コメントによると、林太郎さんは昨年末からうつ状態となり、慶応大病院精神科で今月8日、強いうつ状態と診断された。9日朝も病院に行く予定だった。

西村議員は9日午前、林太郎さんがいなくなったと妻から告げられ外出先から宿舎に戻った。ベランダから身を乗り出して下を見ると、林太郎さんが横たわっていたという。  西村議員はコメントで「なぜ、林太郎の転落を止められなかったのかと深く自責の念にかられながら、今、林太郎はうつの苦しみから解放され、神に召されたのだと慰め合っています」としている。(共同通信) --------------------------------------------------------------

西村眞悟衆議院議員 痛恨!「直筆手記」公開! http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50514444.html

本日、私の長男、林太郎(26才)は、衆議院赤坂宿舎20階の私の室のベランダから転落し、12時07分に死亡が確認されました。  林太郎は、今年より出版社に勤務しておりましたが、昨年末より、ウツ状態に陥り、昨日8日午後4時より、慶応病院精神科で受診し、強いウツ状態と医師より伝えられました。 私ども親も本人も入院するつもりで、医師も入院が望ましいとの意見でした。  しかし、医師が問い合わせると、病院に入院ベッドの空きがなく、宿舎に引き上げ、楽しく食事をして就寝した次第です。  本日朝、私は林太郎に、よく寝たかと声をかけ、午前9時30分に外出しました。

そして、午前10時27分に、林太郎を慶応病院に連れていくために、妻の携帯に電話した直前に、本人が室からいなくなっている旨、訴えたので、驚いて宿舎に戻り、自室ベランダから身を乗り出して下を見て、横たわる林太郎の姿を認め、119番通報した次第です。  自室には、妻と妹と林太郎がいました。妻が歯をみがくため30秒ほど目を離した間に、こつ然と林太郎の姿が室から消えていたとい状態でした。  救急隊の必死の救命活動、そして慶応病院の救命活動の後に、12時07分に、死亡が確認されて、後、私どもは、この突然の悲しみの中で、なぜ、林太郎の転落を止められなかったのかと深く自責の念にかられながら、今、林太郎は、ウツの苦しみから解放され、神に召されたのだと確かめ合っています。                                           西村眞悟